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子どもの吃音で苦手な行を練習する
子どもの吃音で苦手な行を練習するポイント
子どもの吃音で苦手な行を練習するポイントは、幼稚園くらいまでは、同じ音を繰り返し何度もくりかえし練習することが役立つ。しかし、小学校に上がって、小学校での生活に慣れれば、そうした反復練習は必要なくなる。最初は、多少へこたれても、それが次第に自信へと変わっていく。
吃音そのものが改善されていくにつれ、パニックに陥っていた多くの症例が、徐々にだが落ち着いてくる。最近では、子どもの吃音は、むしろ「予防できる」ということがわかってきた。適切な吃音練習を繰り返し行うことによって、吃音症状を減らしたり、吃音に対して恐怖感がなくなり、学校生活にうまく馴染んでいけるということだ。
また、吃音=恥ずかしい・劣等感を持つというようにマイナス思考を持ってはいけない。吃音の経験を、立派な個性だととらえて、その強みをどんどん伸ばしていこう。
吃音者であることを知ってから、吃音に対する考え方が変わった。話せなかった時のようなマイナスな捉え方ではなく、必要な大切な経験だったのだと思うようになった。自分を認めるようになった。自信が持てた。
子どもの吃音で苦手な行を練習するメリット
子どもの吃音で苦手な行を練習するメリットは、何といってもことばの力を身に付けることが出来ることです。吃音を練習することで吃音が出ることに慣れて、次第に吃音が出にくくなります。吃音が出にくくなると、自分に自信がつき、さらに落ち着いて人前や初対面の人と話せるようになってきます。
今では吃音を気にしなくなることで、「どもっても良いや!」と腹をくくり、余計なことに注意を払わなくてよくなります。すると吃音に対する自分の心を気にしないで済みます。
そうすると自己肯定感が育ち、吃音を隠すことなく、吃音のこととして受け入れることが出来るようになります。そして吃音への恐怖感がなくなります。そうすると吃音が出ることに慣れるまで、吃音の音が怖くなくなり不安感がなくなります。今まで、吃音で悩んでいた時間を、安心して有意義に過ごせます。
もちろん、吃音が治ることは無いのですが、どもることを恐れなくなるだけで吃音が気にならなくなります。これまで、どもることが苦手で生きにくかった方には、この体験が重要で、その後の改善や吃音治療に大きな効果があります。