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自分に自信を持つにはなぜ自分への誤解を解かなくてはいけないのか?
自分に自信を持つには自分への誤解を解かなくてはいけない理由
自分に自信を持つには自分への誤解を解かなくてはいけない理由は、自分が感じていること・考えていることすら 間違って認識しているかもと思い込むからだ。もしそう思い込んだらさらに自信を失っていく。 なぜなら、それを誤りに気付かなかったら、誤った認識に執着してしまうことになるから。 私たちは常に何かと関係性を繋げて生きているから、 どこからどこまでが関係している対象なのか をいちいち覚えているほど時間はない。
ゆえに 私たちは、正しい認識だと判断するものを誤りと認識し、間違っていると判断されるものを正誤とする。 もしも私たちが自分の正誤に関係なく正しいと認識できる事柄を知ることができたとしたら、それを正しいと認識しさえすれば、それがすべてにおいて正しいと言える。
だから 自分に自信を持つには、自分が誤りに振り回され続け、思考が繰り返し同じことに囚われてしまっている と思う必要はあるけど、でも自分が正誤に関係なく正しいと認識できる事柄を知ることができたのであれば、それを正誤として生きる必要もない。 「正しい認識というものは最初から存在している」 それがこの世の仕組みならば、「正しい認識とは 最初から存在していない」ということに気づけばいい。
自分に自信を持つには自分への誤解を解かなくてはいけないという考え方のポイント
自分に自信を持つには自分への誤解を解かなくてはいけないという考え方のポイントは、幼い時の親からの影響。自分の父親や母親から「自分はダメじゃない。いいことたくさんあるんだよ。いいところもある。失敗もするけど失敗しないから大丈夫」と繰り返し言われ、何度繰り返されてもそれでも、なかなか「自分はダメなんだ」と頭で思い込んでしまう。その結果、自分はダメなんだという呪縛に縛られてしまいます。
そして、たとえ自分を褒められたとしても、素直にその言葉に耳を傾けられず、「で、何が言いたいねん、この人」と鼻白んでしまい、またさらに自分をダメにしてしまいます。良いことばかりでなく、悪いこともたくさん思い出してしまったら、もう生きてるのもいやな気持ちになってしまいますよね。でも思い出してちゃんと向き合えば、そのツケが現在回ってきて、またこの呪縛に振り回されてしまうのです。
父親や母親に言われ、「自分はダメなんだ。だからダメなんだ」と自分を定義付けすると、自分を好きになれなくなります。それが人としての道に反していることだから、ダメなんです。
自分に自信を持つには自分への誤解を解かなくてはいけないという考え方のメリット
自分に自信を持つには自分への誤解を解かなくてはいけないという考え方のメリットは、自分の弱さを自覚していることです。例えば、ある人の良いところを知りたければ、その人の嫌なところをたくさん見るよりも、その人が持っている良いところをたくさん見つけた方が、自分のなかではより強い自信になると思います。また、弱点を克服していかなければいけないという考えのメリットは、自分が弱いを認めることです。
長所と短所は表裏一体で、良いところも欠点も併せ持った自分なのだという認識があると、自分を嫌うことが少なくなると思います。劣等感について「負」のイメージを持つときは、自分の中で「自分はこんなにダメな人間なのだ」と思い込むことが多いと思いますが、「負」のイメージというのは、「自分はダメなのだ」と思っている自分の心の中の姿です。
だから、そんなに自分を責めない方が良いのです。強くなれないのは自分に自信を持っていないからです。「私もそうだったから気持ちはわかるよ。でも、焦らないで。」と、誰か・何かを頼り、自分の居場所を見つけてあげながら、自分の本当の気持ちを自分で受け止めてあげてください。そうすれば、少しずつ、少しずつ自分に自信を持つことができるようになるのです。